新宿と思い出横丁
新宿の思い出横丁は、庶民の愛する屋台の延長のような店がずらりと立ち並んでいる地域です。ラーメンからうなぎ店、またほとんどは焼き鳥屋であり、安価な値段で十分に楽しむことが出来る地域でもあります。週末になると非常に活気があり、その賑わいには一種独特の魅力があるといえるでしょう。自然、そのような雰囲気には様々な客があつまり、非常に活気に満ちた地域といえます。まさに気軽に楽しめる酒飲みの町ということが言えるでしょう。 思い出横丁は総店舗数が40件もない程度のJR新宿駅西口から徒歩3分程度のところにある、小さな一帯です。店はほとんどは二階建てになっており、一階と二階あわせても30人も入れないようなスペースでもあります。カウンターの後ろは人が一人通ることがやっとのようなスペースで、最近では中国人や韓国人などが働いているのが目立ちます。モツの煮込みを積極的にお客さんに進めてくるが、これは値段単価が安く利益率が高いことによるでしょう。 参考までに値段をあらわすと、瓶ビールが600円程度、焼き鳥の盛り合わせが6本で900円、冷やしトマトが400円程度、持つ煮込みも400円程度などのメニューがあります。焼き鳥は単品で頼むことが出来るがつくねなどは割高になっており200円で、安いものは150円であります。それだけ見ると、決して安いわけではないのですが、なぜかこの雰囲気を感じると安さを感じ取ってしまうのは、その雰囲気にも一因があるのではないでしょう。 思い出横丁は、まさに昭和そのものの雰囲気を今なお残している地域で、人が生きていく活気に満ちてもいます。決して衛生的には綺麗といえないような雰囲気も、現在では逆に新鮮であり、若い人から年配の人までが焼き鳥をかじりながら、その雰囲気を満喫しているということがいえます。新しい時代や文化も追い求めることも大切であるが、このような昭和の活気ある時代があったことを感じることも大きな楽しみの一つといえるでしょう。 思い出横丁は通称「しょんべん横丁」といわれ、現在のようにトイレが整備される前は、酔った客が店の路地裏で立ちションベンをしたことが由来の理由だといわれています。そのようにけっして品のよい地域ではないが、現在では最低限の衛生管理はされているのでそれほど心配することはないでしょう。全国に屋台のような雰囲気のある地域がありますが、まさに思い出横丁はそのさきがけとなった地域ということが言えるでしょう。
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